公開: 2023年3月8日
更新: 2023年4月7日
旧統一教会の教義では、若い男女同士の恋愛は、「悪魔の誘惑によるものである」として、禁止されています。結婚は、文鮮明氏による「正しい」導きにより、若い男女が合同結婚式と呼ばれる大規模な集会に集まり、その場で、文鮮明氏の指名で結婚相手と会い、文鮮明氏の祝福を受けて、結婚をすることが正しいとされています。この合同結婚式に参加するためには、若い男女は、それぞれ参加費用を献金しなければなりません。
旧統一教会の教えでは、自由恋愛による結婚は認められていません。結婚式は、男と女が結ばれ、家庭を作り、子供を産み、子供を育てるための、通過点の儀式であると言われています。そのため、子供を産むことを前提としない同性同士の結婚は、統一教会では許されていません。また、結婚した男女の間で、子供ができなければ、合同結婚式で結婚した別の家庭に生まれた赤ちゃんを養子として育てるように教えられています。